エコロジー

2026/8/19
炭になった斜面でブドウを摘む夏——気候変動の請求書は誰に届くのか
「ここにはもう何もありません。ブドウ畑も、収穫も……土さえも、機能を失ったように感じます」。ヴァール県コランのブドウ農家クリストフ・グレゴリは、そう言葉を絞り出した。彼の畑は今夏の山火事から村を守る盾になったが、その代償として所有地の20%を焼失した。焼け残った区画では、隣の協同組合で仲間たちが赤ワイン用のブドウを急いで摘んでいる。煙の臭いがついた房は分けて醸造し、必要なら天然の活性炭で臭いを和ら…

2026/8/17
消防士に部屋を貸した村役場と、国境を越えたシヌークヘリコプター
8月15日の土曜日、アルデンヌ県モンテルメの村役場は、ある決断をした。高台で燃え続ける火災に休みなく立ち向かう消防士たちのために、施設の一室を休憩場所として提供したのだ。フェイスブックには、住民からの寄付と支援に感謝する消防隊員の投稿が並んだ。「連帯、助け合い、寛大さ」という言葉が、そこには刻まれている。林業関係者は国立森林局と連携して消防車が通れるよう道を塞ぐ障害物を取り除き、農業関係者は消火用…